Pythonによるデータ分析の教科書(その2)

2.Pythonと環境
2.1 実行環境
・実行環境構築は、Python公式版をインストールは、Python実行環境(その1)に記載しているので、こちらを参照。
・Pythonの仮想環境構築(venv):Pythonをインストール(上記)すると標準で利用可能なPythonの仮想環境を作成する仕組み
プロジェクトごとにパッケージの異なる環境を仮想環境としてコ構築し、使い分けることができる。
PowerShell でスクリプトの実行権限を設定するため、Set-ExecutionPolicy コマンドを実行する必要がある
> Set-Executionpolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
> python -m venv venv-test
> dir venv=test
> venv=test\Scripts\Activate.ps1
で仮想環境がつ開けるようになる
仮想環境の無効化は、deactivate
仮想環境の削除
> rm -r -fo vent=test

・pipコマンド
Python環境で、サードパッケージ製パッケージ(PyPI -the Python Package Indexというサイトで公開)のインストールは、pipコマンドで実施
インストール:pip install パッケージ名
アンインストール:pip unninstall パッケージ名
バージョン指定:pip install パッケージ名–バージョン
最新盤に更新:pip install -U パッケージ名
パッケージ一覧を取得:pip list

。複数の環境でパッケージとバージョンを統一
pip freezコマンド:インストールされたパッケージの一覧をrrequirements.txtファイルに出力、このファイルを共有することで複数の環境でパッケージのバージョンを統一できる

・Anaconda:Pythonのディストリビューションの一つ、venv、pipと異なる方式を採用
Anacondaはcondaコマンドにより、パッケージの管理と仮想環境の構築を実施、よく使う多くのパッケージがあらかじめ一緒にインストールされる、

。Anacondaのインストール手順
Anacondaのダウンロードサイト から、ダウンロードしてインストール

 

2.2 Pythonの基礎
・Python 文法
環境構築:venv
インデント:コードのブロック構造をカッコでなくインデントで表現
コーティング規約:標準となるコーディング規約 は、こちらを参照
基本構文
IPythonの対話モード:Pythonの標準の対話もーどに、TABによる補完機能などいくつかの便利機能を搭載、ipythonコマンドで起動
条件分岐と繰り返し
条件分岐:if、elif、elseの組み合わせ
繰り返し:for
例外処理:try except
内包表記:リストやセットなどを簡潔に生成する機能
ex. names =「spam’、’ham。’eggs’’
[len(name) for name in names] #文字列の長さのリストを作成
ジェネレーター式:リスト内包表記と同じ書き方で、()で定義
ファイル入出力:with文を使用することで、ファイルの閉じ忘れを防ぐ
文字列操作
大文字、小文字の変換 文字列.upper()、文字列.lower
置換:文字列.replace
空白文字の処理:文字列.split()
文字列の長さ:len(文字列)
標準ライブラリ
正規表現モジュール:re
loggingモジュール:バッジ処理などの途中経過を出力
ログレベル:critical(重大なエラー)-error(エラーレベル)-warning(警告レベル)-info(INFOレベル)-debug(デバッグレベル)
datetimeモジュール:日杖などの処理
pickleモジュール:Pythonのオブジェクトを直列化してファイルでの読み書きを行う
pathlibモジュール:Pythonでファイルのパスを扱う

2.3 jupyter Notebook
・Webアプリケーション敏江提供、Webブラウザ上で各種プログラムの実行と結果の参照、ドキュメント作成ができる
・pip install jupyter でインストール
・基本的な使い方:jupyter Notebookを起動、Home画面のNewメニューからPython3を詮索するとPythonのプログラムを書く画面が新規に作成される
セル(Cell)にPythonのプログラムを記述し、shift + Enter キーで実行

・マジックコマンド:%または%%から始まる
%timeit:1行のプログラムに対して処理時間を計測
%%timeit:セル全体の処理時間を計測

Notebookは、JSON形式で記述

参考にした書籍
タイトル:Pythontによるデータ分析の教科書
著者:寺田学、辻真吾、鈴木たかのり、福島真太朗
発行所:株式会社 翔泳社

以上

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