頂きはどこにある?

著者:スペンサー・ジョンソン
訳者:門田美鈴
発行所:(株)扶桑社
印象に残ったこと:
どこでも、誰にでも仕事でも私生活でもかならず山と谷がある。
「人生の」山と谷:仕事や私生活で味わう浮き沈みのこと。
山:幸せと感じる部分。
谷:不幸と感じる部分。
山と谷はただ順境と逆境のことをいうのではない。外部の出来事を心の中でどう感じどう対応するかということでもある。
山と谷はつながっている。今日の順境で過ちを犯せば明日の逆境をつくり出す。そして、今日の逆境で賢明なことを行えば明日の順境をつくり出す。
たとえば、逆境でも、「山と谷の対処法」を用い、基本に立ち返り、最も大事なことに専念すれば、事態を後天させることができる。
山とは、自分がもっているものに感謝するとき。谷とは、失ったものを求めるとき。
外部の出来事はかならずしも思いどおりにならない。しかし、心の中の山と谷は考え方と行動しだいて思いどおりになる。
谷から出る道があらわれるのは物事に対する見方を変えたときである。
逆境にひそむ利点を見つけそれを活かせば谷を山に変えることができる。
山と山の間には必ず谷がある。谷にどう対処するかによっていかに早く次の山にたどり着けるかが決まる。
高原は休息し、熟考し元気を回復する機関になる。
順境に感謝し懸命に対処すれば逆境はほとんど経験しなくてすむ。
山からすぐに落ちてしまう一番の理由は傲慢である。それは見せかけの自信にすぎない。谷からなかなか出られない一番の理由は恐怖心である。安楽そうに見せかけてはいても。
次の山に到達するには自分の具体的なビジョンにしたがうことだ。きわめて具体的に、綿密で喜んで実現する努力ができるようなよりよい未来を満喫している自分を思い描こう。
山にいるときには物事を実際よりもよく思ってはならない。谷にいるときには物事を実際よりも悪区思ってはならない。現実を味方にすべきである。
心の山とは恐怖心に打ち勝つことである。
自分なりの具体的なビジョンに真にしたがえば山をつくりだすことができる。
恐怖心は消え去り心穏やかになりうまくいくようになる。
自分のエゴを捨てればすぐに谷から抜け出すことができる。仕事ではより有用になることによって、私生活ではより愛情深くなることによって。
仕事で、私生活であなたの山と谷を活用する。
順境と逆境にうまく対処するには現実を味方につけよう。⇒いま、山頂もしくは谷底にいるならこう自問しよう。「この状況の真実は何か?
谷から早く抜け出すには、逆境に潜む利点を見つけ、活用しよう。
谷は果てしなくつづくわけではないのだから、気持ちを楽に持とう。谷に陥った原因となった行為と反対のことをしよう。エゴを捨てよう。ーー仕事では有用に、私生活では愛情深くなろう。他人と比べない。逆境に潜む利点を見つけ、すぐに活かそう。
山に長くとどまるには環境に感謝し、賢く対処しよう。
次の山に到達するには、あなたの理にかなった未来像に沿って行動しよう。
人々を助けるためにこの物語をほかの人たちにも伝えよう!

順境でも逆境でもそれを活かす方法がわかれば、あまり悩まずうまくやっていくことができる。

以上

 

 

 

 

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