自分の時間を取り戻そう-ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

著者:ちきりん
発行所:ダイヤモンド社
印象に残ったこと:
・「忙しすぎる」という問題の本質
1)長い時間、働くことによって、問題を解決しようとしている
2)すべてのことを「やるべきこと」と考え、全部やろうとしている
なにもかも完璧にやろうとしている
3)不安感が強すぎて、NOと言えなくなっている
4)「とにかく頑張る」という思考停止モードに入ってしまっている
・本質的な問題は、生産性が低いこと
・本当の意味の生産性は、仕事だけでなく家事から育児、趣味からボランティア、勉強に人付き合いからコミュニケーションに至るまで、生活のあらゆる場面においてその成果を最大化するための鍵となる概念である
・生産性とは、「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れにくいもの=成果」の比率のこと ⇒ 希少資源がどの程度、有効活用されているかという度合い
・学校教育は学びの生産性が他の選択肢に比べて低い
・アウトプットは、欲しいモノ
・やるべきこと≠やりたいこと
・生産性の高め方
 生産性=得られた成果/投入した希少価値=アウトプット/インプット
 残業するとインプット↑↑、アウトプット↑ ⇒ 生産性↓
 インプット↓、アウトプット- ⇒ 生産性 ↑
 すべてをやる必要はない ⇒ 無駄な仕事をやめる
 やるべきことを絞り込み、それを短時間(インプット:小)で行う

・生産性を意識すると、人生の希少資源である時間やお金を、自分が本当に手に入れたいモノだけのために使えるようになる
⇒ 「多忙する生活」から脱出 ⇒ 「すっとやってみたいと思っていたけど、時間がなくて未だにできていないこと」ができる生活 ⇒ やりたいことがすべてできる人生
いつもまにか成長できているやりたいこととそうでもないことが、明確に区別できるようになる、自分の人生の希少資源の使い道に関して、他人の目が気にならなくなる

以上