精神科医が教える覚えない記憶術

著者:樺沢紫苑
発行所:ダイヤモンド社
印象に残ったこと:
「覚えない記憶術」とは、自己成長を加速する「仕事術」である。
3つのメリット
1)脳の衰えや認知症を防ぐ
歳をとっても、脳は育つ!
「大人の能力」(大局感)で勝負する
まとめ・整理する能力、全体を俯瞰する能力、関連づける能力は年齢とともに伸びていく
2)成績が良くなり、試験に合格する
記憶は事前準備(「理解」「整理」)が9割である
記憶は、「理解」「整理」「記憶」「反復」の4ステップで定着する
十分な睡眠をとった方が、記憶力がアップする
3)自己成長が猛烈に加速する
人間の脳は、入力情報の99%を忘れる
基本戦略
1)覚えずに、ただ、アウトプットするだけ~「アウトプット最強理論」
2)インプットとアウトプットを繰り返す~「成長の螺旋階段理論」
3)「記憶」するより「記録」する~「忘却100%阻止理論」
4)ソーシャルメディアを活用する~「感謝継続理論」
5)「脳の作業スペース」を開放して仕事効率を上げる~「脳メモリ解放理論」

無理に詰め込まなくてもいい「アウトプット記憶術」
「書くだけ記憶術」&「ストーリー化記憶術」
記憶するためには、アウトプットをしてその情報を活用し、「この情報は重要です」ということを、脳に教えてあげればいい
「覚える」より「解く」ことに注力せよ!「問題集記憶術」
問題集をゲームに変える方法~「対戦成績記憶術」
忘れず前にメモしよう
「記憶の本体」は失われない~「索引づくり記憶術」
刺激を増やすと記憶に残る(書く+α」(声に出して読む、シャドー読みもOK)
「ストーリー化」で暗記しないで記憶する(5W1H活用)
「意味記憶」を「エピソード記憶」に転換する
「語呂合わせ記憶術」
人に教えると物凄く記憶に残る
グループを作って教え合いながら覚える
味や感情も言葉にすることで記憶に残す(「言語化記憶術」)

「記憶力に頼らずに成果を最大化する「記憶力外記憶術」
全体像を把握する
整理する
上位2割を記憶する
単語帳/カードを活用する
レベル分けをする
「暗記済」「暗記中」「難問」の3つの束に分類する
記憶には復習が不可欠(1週間以内に3回復習)
「初頭効果」と「週末効果」で効率アップする(集中力の高い時間を活用)

感情が動くと記憶も強化される
自分で締め切りを作って程良いプレッシャーをかける
「好奇心」「探求心」を活用する
「楽しむ」と記憶は楽になる
楽しい出来事をSNSに投稿する

無限の記憶を獲得する「ソーシャル記憶術」
ネット上の情報を脳内にある情報と同様に活用する
「想起」できる(思い出す)ことが重要
自分の「気づき」は、最優先で記録しろ!
考えや気づきをドンドン「外化」(アウトプットとして記録に残す」する
SNSへの投稿は、「外化」に向いている
1週間以内に3回復習すると記憶に残る・・・「記憶の大原則」
人に反応してもらうと効果が上がる
インプットとアウトプットのバランスを保て
じゅうようなのは覚えることではなく自己成長を加速すること

能の作業領域を増やして仕事を効率化する「脳メモリ解放仕事術」
脳の中を掃除し、余計なことは考えない
脳は一度に2つのことができない(マルチタスクしない)
目の前の仕事に100%集中し、仕事は一つ一つ完了させていくのが、最も賢い脳の使い方
音楽は、「学習」「記憶」「同っ回」などにはマイナスに、「作業」「運動」にはプラスに働く
気になることはすべて書き出す(書いたら忘れる)
未完了の仕事を完了させる
「2分ルール」で仕事を加速する(2分でできることは「今」やってしまう
TODOリストを作成し、「懸案中」「継続中」「未完了」仕事をドンドンこなして、一つでも減らすことが、のメモリの空き容量を増やすコツ
決断は、「30秒ルール」で行う(決断は30秒で、どうしても判断D系ない場合は、「保留」という判断をする
机がキレイな人は仕事ができる(まずは整理整頓から始める)
TODOリストは、「書く」よりも「消す」ことが重要、モチベーションを高める
書いたら忘れていい!

脳の老化を予防する「運動&生活習慣記憶術」
運動するだけで脳が活性化し、認知症予防になる
「有酸素運動」が効果的
単純な運動より複雑な運動を!
「運動」+「脳トレ」で効果倍増
運動は楽しみながら行うことが大切
認知症予防には、バランスの良い食事、良い睡眠、仮眠をとる
「運動」「食事」「読書」「人との会話・交流」などの活動を総合的に行うのが効果的

以上