放っておくと怖い目の症状25

著者:梶原一人
発行所:ダイヤモンド社
印象に残ったこと:
緑内障は目の神経の病気、治療は難しいが、進行を遅らせすことはできる
日本人の失明原因の位置、40歳以上の20人に1人は緑内障、自覚症状はほとんどなく、見えない範囲が広くなり、気づいた時には手遅れ。従って、定期健診が重要。
緑内障の97%は正常眼圧。
ただし、正常眼圧であっても、進行を遅らせるのには、眼圧を下げるのが効果があるので、眼圧を下げる治療がなされる。

飛蚊症の症状は、網膜剥離の前兆の場合もある、眼科医の検査を受けた方がよい。

近くの時だけが見づらくなるのは、「老眼」、老眼の進行を遅らせることはできない。
老眼鏡をかけると老眼が進むということはない。

眼底の動脈が詰まったら一刻を争う。

視力の急激な低下は失明の危険性が高い。

白内障は、老化現象。50代で約40%、60代で約70%、70歳以降で90%の発症率。
水晶体が濁る。点眼薬で進行を遅らせることができるが、治療はできない。
白内障手術により人工の眼内レンズを入れればよく見えるようになる。
すぐに手術しないと手遅れになることはない。ライフスタイルに合わせて手術のタイミングを決めればよい。

早期発見、早期治療により、失明を防ぐことができる。

目の健康維持には血流促進が有効。
目を温める。こまめに動いて全身の血流をうながす。
目を8の字にぐるぐると回すと目のまわりの筋肉ほぐすことができる。
肥満、喫煙は目にも不健康。
できるだけ遠くを見るのは、有効。
全身の力を抜いて自律神経を整える。
ブルーライトは気にしなくてよい。

人間ドッグを受けても、よほど重傷でないと目の病気は見つかりにくい。目の定期的な検診が必要。

以上