シン読解力 学力と人生を決めるもう一つの読み方

著者:新井紀子
発行所:東洋経済新報社
印象に残ったこと:
シン読解力とは、教科書を読み解くために必要な必要な読解力のことである。
劇的な進化を遂げているAIには可能性とともに限界がある。そのAIと競争するのではなく、使いこなすことが必要。その前提として、「シン読解力が必要。
「シン読解力」は、スキルであり、トレーニングによって身に着けることができる。
世の中には、「生活言語」と「学習言語」が存在する。
教科書に使われているのは、「学習言語」である。

「新三種の神器」とは、英語を母語としない研究者が、英語論文を書く上で欠かせない3つのAIのこと。DeepL(英語翻訳ソフト)、Grammarly(添削ソフト)、チャットGPT(元原稿を用意する)

チャットGPTは平気でウソをつく、これは、欠点ではあっても、欠陥ではない。
「チャットGPTが目指しているのは、正しい情報を基にした文章を生成することではなく、あたかも人間が話したり作文したらいしているかような「自然な言語生成」である。
現在のAI技術の延長線上では、AIが欠点を克服し、「完璧」になることはあり得ない。
AIに潜む「外れ値の罠」:外れ値に固執して無理な対策をすると全体の精度が下がってしまう、外れ値は、めったに発生しない。
「外れ値」で失敗が起きているとすると、失敗から学べないというリスクがある。
通常の高校の学校教育では、「シン読解力」は伸びない。

「シン読解力」トレーニング法:音読と視写、RSノート

「係り受け解析」
「照応問題」
「推論」
「同義文判定」
「イメージ同定」

「シン読解力」を高めるトレーニング法も記載されている。
「ニューラルネットワーク」は、脳の神経細胞ニューロンが作るネットワーク上の情報伝達のモデルである。