Sourcetree(Gitを利用するGUIツール)によるGitの操作
Sourcetree:Git(ソースプログラムのバージョン管理システム)を利用するためのGUIツール
Gitの初心者には、GUIで分かりやすく操作できるので、お勧めのツール。
1.インストール
下記から、インストールできる。
Sourcetree
※Windows、Mac両方で使用可能
2-1 リポジトリの作成
リポジトリとは、Gitで管理されるフォルダーのこと
Gitは、リポジトリ単位に管理
リポリトリないの変更を検知
Sourctreeを起動、「Create」のボタンをクリック
保存先のパスを選択
この保存先のパスのディレクトリがリポリトリ
このディレクトリ内に、テキストファイル(ソースファイル等)がバージョン管理の対象
リポリトリの情報は、ふぁるだーの中の .gitフォルダー(隠しファイル)に保存される
2-2 コミット
コミットはセーブポイント
変更を加えたテキストファイル(UTF-8形式で保存)⇒作業中のファイル
↓
選択して、「選択をインデックスに追加」をクリック
↓
indexにステージしたファイル
↓
選択して、コメントメッセージのエリア(コミットの上の欄)にコメントを記載
1行目は、変更内容の概要
2行目は、空行
3行目以降に変更した理由の詳細を記載
↓
「コミット」ボタンをクリック
↓
masterブランチに登録される
追記すると、変更を加えたテキストファイル(UTF-8形式で保存)⇒作業中のファイル
に表示されるので、上記と同様にコミットを行う。
2-4 コミットを戻る
リポリトリ内の変更がすべてコミットされている状態で、戻りたいコミットをダブルクリックする
↓
「作業コピー切り替え確認」のダイヤボックスが開く→「OK」をクリック
↓
「HEAD」がクリックしたコミットに表示される
↓
この状態で、該当ファイルを開くと、戻りたいコミットの時のファイルが開ける
↓
上記のように、コミットしたタイミングの時のファイルにいつでも戻れる。
2-6 元に戻す
コミット後、ファイルの変更を破棄する場合は、コミット一覧で一つ前のコミットの行をクリックし、右クリックで、「現在のブランチをこのコミットまでリセット」をクリック
↓
使うモードは、「Hard」を選択
↓
最後に行ったコミットは削除される
2-7 ファイルの除外
除外したいファイル名を、jogai.txt とする
↓
Sorcetreeに切り替えて、コミット一覧に表示される jogai.txt 選択し、右クリックし、「無視」をクリックする
↓
作業ツリーの「ファイルに、 .gitignore のファイルが表示される
↓
.gitignoreのファイルもコミットしておっく。
3-1 ブランチの作成
ブランチ:枝分かれのこと
デフォルトは、「masterブランチ」
そこから役割別にブランチを作成
ベースとなるブランチが最新のコミットまで進んでいて、クリーンな状態であることを確認する
↓
最新のコミットを選択し、「ブランチボタン」をクリック
ブランチ名を「saru1-1」(例)として、
作業コピーの親
新規ブランチを作成して☑アウト
が☑された状態で、「ブランチを作成」をクリック
↓
ブランチが作成された
ブランチで、masterをダブルクリックすると、masterブランチに切り替わる(チェックアウト)
3-4 2種類のマージ(合流)
マージ:ブランチとブランチを合流させる、下記の2方式があり、マージ時に自動選択される
・Fast-Forward:ファーストフォワード方式(マージ先に変更がなくマージ元のみ変更されている場合。マージ先のコミットがマージ元の最新コミットまで移動するが、マージしたことのコミットは行われない)
・auto marge:オートマージ方式(マージ元もマージ先も変更がある場合、マージしたという内容のコミットが自動的につくられる)
3-5 コンクリクトの解決
・異なるブランチにおいて、同じファイルも同じ行をそれぞれが編集しコミットしている場合、マージ時にコンクリクト(競合)が起きる。その場合、それを解決する必要がある。
3-6 チューピック
特定のコミットだけをピックアップして、現在のブランチに適用する操作
選択したコミットだけが取り込まれる
3-7 タグ
コミットにわかりやすい名前を付ける機能
区切りのよいタイミングでタグをつける
軽量タグ:タグの名前のみ
注釈つぎタグ:タグの名前、コメント、署名
タグ付けしたい任意のコミットを右クリ九し、コンテキストメニューの「タグ」をクリック
「タグ」ダイアログボックスが表示されるので、「タグ名」を入力し、「タグを追加」ボタンをクリック
参考文献:サルでもわかるGit入門(大串肇他著、株式会社インプレス)(第1~3章)
以上